- 岩手県在住：Aさん
- 給与所得：600万
200万を超える売却時には買取り店は税務署へ支払い調書を出すので、当然ですが贈与・相続税の調査にも波及する事を踏まえ、税金の事を調べる事にしました。
金の相場を見てみると5,000円/gなので、
売却額：500万＝5,000円/g×1,000g
まずは所得税を調べました。
今の給与所得は600万で毎年20%の税率で納税してきました。
前年度の所得税：120万＝600万×20%
金を売却した際の売却所得は祖父にもらったため購入証明がないので、
取得額が売却金額の5％で２０万になり、金売却の控除が５０万あるということで
売却所得：430万＝500万-20万-50万
給与所得と売却所得を足すと総所得額が出ます。
総所得額：1030万＝600万＋430万
さて、所得税の税率は33%に一気にあがりました。
所得税340万＝1030万×33%
今までは120万で済んでいた所得税が340万に、200万近くも増えてしまいました。
金の売却で得た400万のうち半分が増税分で消える事に気付きました。
次は住民税を調べました。
住民税は前年度の所得に対して5%なので、
今までの住民税：30万＝600万×5%
今回の住民税：52万＝1030万×5%
と地味に増税になることに気付きました。
所得税等の増加した分で、金の売却で得た金額の半分以上が失われてしまう事に気付き、贈与・相続税の事を調べる気力が失せてしまいました。
Aさんはジーピーバンクで小分け加工を行いコツコツ売却する事にしました。
※贈与税の計算はご参考までに下記に記載していますのでご覧ください。
| 所 有 期 間 |
5年以下 | 売却所得額 ＝ 売却金額 ー 取得金額 ー 控除金額50万円 |
| 5年以上 | 売却所得額 ＝ （売却金額 ー 取得金額 ー 控除金額50万円） × 1/2 | |
| ＊5年以上保有していると所得計算時に半額になるので節税効果大です。 | ||
| 取得金額の証明として買った時の領収書や贈与された時の書類等が必要となります。 |
| 取得金額の証明が無い場合には売却金額の5%が取得金額とみなされてしまいます。 |
| 課税価格 | 税 率 | 控除額 |
|---|---|---|
| ～200万 | 10% | 0 |
| 200万～300万 | 15% | 10万 |
| 300万～400万 | 20% | 25万 |
| 400万～600万 | 30% | 65万 |
| 600万～1,000万 | 40% | 125万 |
| 1,000万～ | 50% | 225万 |
＊課税価格とは売却価格の事です。
| 課税価格 | 税 率 | 控除額 |
|---|---|---|
| ～195万 | 5% | 0 |
| 195万～330万 | 10% | 9.75万 |
| 330万～695万 | 20% | 42.75万 |
| 695万～900万 | 23% | 63.6万 |
| 900万～1,800万 | 33% | 153.6万 |
| 1,800万～ | 40% | 279.6万 |
＊課税価格とは売却所得の事です。
●ジーピーバンクは宅配に保険が適用（最大2,000万）されているため全国各地から宅配サービスのお申込みがあります。
ご来店される場合
- ●東京本社(歌舞伎町二丁目）
- ●銀座本店(銀座五丁目)
- ●仙台支店(青葉区大町)
- ●金沢支店(金沢市広岡)
- ●名古屋支店(名古屋市中区)
- ●京都支店(京都市南区)
- ●松山支店(勝山町)
- ●高知支店(高知市はりまや町)
- ●福岡支店(博多駅前)
完全予約制となりますので事前にお電話下さい。
持ち込まれたインゴットは成分分析を行います。
X線分析器で検査を行うので10分ほどお時間を頂きます。
-
20分程でお渡しいたします。
加 工インゴットを小分け加工いたします。お持ちになった金地金の100gバーへの精製が出来るまでの担保として同重量の100gバーをお渡しいたします。
売 却一部売却をご希望のお客様には
「当日の田中貴金属の公表した国内金価格」にて換金いたします。
※正規の金価格（国内金価格）にて買取しているのは弊社だけのため、買取りのお問い合わせを多く頂くのですが、買取りのみは一切行っておりませんのでご了承くださいませ。 お支払い方法
小分け等の手数料は換金額との差し引きとなりますので、手数料は事前にお支払い頂く必要はありません。こちらから現金をお支払いする方法は現金渡し・銀行振込・現金書留の3通りからお選びいただけます。
- 入ってすぐのエレベータより3Fに上がっていただき、右に曲がりつきあたりにございます、ソファーにお座りになってお待ち下さい。スタッフがお迎えに上がります。
宅配を利用される場合
- ◆4キロのまでの配送時
- 紛失時の配送会社の保証は50万程度となりますが、弊社は紛失盗難時の保険をかけていますので、万が一の場合には最大2,000万（4キロ程度）まで保証させて頂きます。また、弊社指定のヤマト急便の配達伝票には追跡番号が付いておりますので、荷物の配送状況や受取人の名前も把握する事が出来ますのでご利用下さい。
- ◆4キロ以上の配送時
- 4キロの宅配での取引が終了した際に次の宅配をご依頼ください。
- ◆到着時
- 品物が到着した際に開封シールを剥がし内容物の確認工程を撮影し内容物の相違を防止しております。
- ◆配送時
- 品物を配送する際に梱包から開封シールを貼るまでの工程を撮影し内容物の相違を防止しております。
- ◆個人情報の取り扱いについて
- 弊社では“個人情報保護方針”プライバシーポリシーに基づき、全てのお客様の情報を厳重に管理・運営しております。
宅配キットの配送依頼
お電話にてご依頼下さい
送料（往復）無料でお受けします。- 宅配キットが届いてから3日後にお荷物の集荷にお伺いいたします。
- 宅配キットをご使用にならない場合は、お客様負担にて弊社にご返却して下さい。
梱包・配送
お預け書と交換依頼書をご記入し、インゴットをケースに入れて送られてきた箱に同封し、弊社指定の着払い伝票※にてお送り下さい。
-
加 工
インゴットを小分け加工いたします。お持ちになった金地金の100gバーへの精製が出来るまでの担保として同重量の100gバーをお渡しいたします。
売 却一部売却をご希望のお客様には
「当日の田中貴金属の公表した国内金価格」にて換金いたします。
※正規の金価格（国内金価格）にて買取しているのは弊社だけのため、買取りのお問い合わせを多く頂くのですが、買取りのみは一切行っておりませんのでご了承くださいませ。 お支払い方法
小分け等の手数料は換金額との差し引きとなりますので、手数料は事前にお支払い頂く必要はありません。こちらから現金をお支払いする方法は銀行振込・現金書留の2通りからお選びいただけます。
- 梱包時の注意点
インゴットは傷を付けたり、凹ませたりすると価値が下がります。梱包材に包み、ケースにしっかり入れて下さい。
-
宅配キットの中身
- お預け書
- 梱包材
- 交換、換金依頼書
- 送り状（クロネコヤマト）
- ケース
| 精錬費 | 金 | プラチナ | |
|---|---|---|---|
| 小分け精錬費 | 200円/g | 250円/g | |
※精錬等にかかる費用以外に別途バーチャージ（手数料）と言う名目で二重に請求する事はありません。
| 換金手数料 | 金 | プラチナ | |
|---|---|---|---|
| 精錬のみご利用時 | 80円/g | 80円/g | |
| G＆P バンキング ご利用時 | 40円/g | 40円/g | |
| 取扱いブランド |
|---|
| ロンドン金市場の公認マークの付いた国際公式ブランドです。 詳しくはこちらをご覧ください。 |
- 千葉県在住：Y様
- 売却量：1kgバー1本
- 売却額：500万
- 給与所得：600万
- 納税額：107万
- 納税額の計算
- ・所得税：77万
（600万×税率20%-控除42万） - ・住民税：30万
（600万×税率5%）
⇒普通に売却してしまうと！
売却金額が200万を超える場合には支払調書が税務署に提出されるので以下の様な細かい話に発展します。
贈与税・・・70万
400万～600万の贈与に対しての税率は20%（控除額：30万）
※追徴課税・延滞金等は年数により異なるため加味していません。
所得税・・・194万
税率が20%から33%に増加します。
①売却所得：450万＝売却額：500万－取得額：0円－控除額50万
②所得総額：1050万＝給与所得：600万＋①売却所得：450万
③所得税率：33%（控除額：153万 所得900万円超～1,800万円以下の控除）
④所得税計算 1050万×33%-153万＝194万
住民税・・・53万
住民税は一律5%
②所得総額：1050万×5%＝53万
納税額の合計：317万（贈与税70万+所得税194万+住民税53万）
今までの納税額：107万から増加する納税額：210万
⇒普通に売却してしまうと、まとめて納税が発生するので、売却で得た500万も手残り290万になる事が分かります。
Y様は１00gバー10本に小分けされ、100gバー1本のみ換金されました。
売却所得：50万のため納税の必要はありません。200万以下のため今回のケースだと支払い調書も不要です。
一気に売却するのは得策ではないので売却による譲渡所得の控除額内（50万円）で毎年
コツコツ売却するそうです。
- 兵庫県在住：N様
- 売却量：1kgバー2本
- 売却額：1000万
- 給与所得：400万
- 納税額：58万
- 納税額の計算
- ・所得税：38万
（400万×税率20%-控除42万） - ・住民税：20万
（400万×税率5%）
⇒普通に売却してしまうと！
売却金額が200万を超える場合には支払調書が税務署に提出されるので以下の様な細かい話に発展します。
さらに、購入した証拠が無い場合には売却額の5%が購入額とみなされてしまい売却所得が多くなるように計算されてしまいます。
2kgの金地金を売却した場合
所得税・・・276万
①取得金額：50万＝売却金額：1000万×5%
②売却所得：900万＝（売却金額：1000万－①：50万円－控除額：50万）
③所得総額：1,300万＝給与所得：400万＋②：900万
④所得税率：33%（控除額：153万）
⑤所得税計算 1,300万×33%-控除額：153万＝276万
住民税・・・65万
住民税は一律5%なので、③：1,300万×5%＝65万
納税額の合計：341万
今までの納税額：58万から増加する納税額：283万
⇒普通に売却してしまうと、まとめて納税が発生するので、売却で得た1000万も手残り717万になる事が分かります。
N様は１00gバー20本に小分けされ、100gバー1本のみ換金されました。
売却所得：50万のため納税の必要はありません。200万以下のため今回のケースだと支払い調書も不要。
相続税対策としてご子息にコツコツ贈与するそうです。
- 東京都在住：T様
- 売却量：1kgバー1本
- 売却額：500万
- 埼玉県在住：O様
- 給与所得：600万
- 納税額：107万
- 納税額の計算
- ・所得税：77万
（600万×税率20%-控除42万） - ・住民税：30万
（600万×税率5%）
⇒普通に贈与してしまうと！
もらう方は贈与税の納税のためにもらった品の売却をするケースも多く、売却金額が200万を超える場合には支払調書が税務署に提出されるので以下の様な細かい話に発展します。
贈与税・・・70万
400万～600万の贈与に対しての税率は20%（控除額：30万）
所得税・・・194万
税率が20%から33%に増加します。
①売却所得：450万＝売却額：500万－取得額：0円－控除額50万
②所得総額：1050万＝給与所得：600万＋①売却所得：450万
③所得税率：33%（控除額：153万）
④所得税計算 1050万×33%-153万＝194万
住民税・・・53万
住民税は一律5%
②所得総額：1050万×5%＝53万
納税額の合計：317万（贈与税70万+所得税194万+住民税53万）
今までの納税額：107万から増加する納税額：210万
⇒普通に贈与してしまうと、もらった方はまとめて納税が発生するので、贈与で得た500万も手残り290万になる事が分かります。
T様は１00gバー10本に交換され、今年は100gバー2本（100万）を贈与する事にしました。
贈与税には年間110万までの基礎控除額があるので、納税の必要もありません。
金・プラチナインゴット（地金）等の譲渡（換金）の対価の支払い調書制度と節税対策
●金地金等の譲渡（換金）の対価の支払調書制度
平成23年度税制改正が、2011年6月30日に公布となり、「金地金等の譲渡（換金）の対価の支払調書制度」が創設されました。
金・プラチナインゴット（地金）などを店頭で売却（換金）する場合、譲渡、売却対価額が「200万円」を超える場合、その「売買を取り扱う業者」は、所管の税務署へ「支払調書」を提出しなければいけなくなりました。
その支払いが確定した日の属する月の翌月末までに、すなわち「支払確定日の翌月末」までに、所管の税務署に支払調書提出することが義務付けられます。
●事前に本人確認書類の提出を求められます
この制度により、金・プラチナインゴット（地金）の売買（換金）取扱い業者は顧客に対して事前に、「本人確認書類の提出を受けること」を義務付けられました。
2012年の1月1日から、金地金商などへ金・プラチナインゴット（地金／対価が200万以上）を売却（換金）する場合、200万以上の取引となる際には、事前にその売買取扱い業者に、本人確認書類を提出することとなります。
予め確認書類を提出していない場合は、200万円以上の金地金の売却は不可能ということとなります。
●金地金等の譲渡の対価の支払調書の内容
金・プラチナインゴット（地金）取扱業者が、売買成立後翌月末までの提出が義務付けられた金・プラチナインゴット（地金）等の譲渡（換金）の対価の支払調書の内容は、売却主の氏名、住所、売却内容「種類、重量、数量、支払金額等となっています。
取引前には本人確認（氏名・住所・生年月日が確認できるもので、有効期限内であること。運転免許証・各種健康保険証・住民票の写し等）が必要となります。
事前に本人確認書類、売却（換金）後に業者が税務署に報告書を提出することになります。
●金現物などで生じる譲渡益、譲渡所得申告漏れを防ぐ為に
金・プラチナインゴット（地金）売買に関する「規制強化」「申告漏れ」「節税対策」を防ぐ目的でこの制度が新設されました。これまでは売却（換金）した本人の自己申告だったものが、200万円以上の売却時には、仲介した業者が、売買内容を記した書類を税務署に提出することにより、税務署もお金の流れ、譲渡（換金）所得の有無を把握することが出来ます。そして所得税・贈与税の調査にも波及していきます。
●受け取り金額が200万円以下の売買では、提出義務はない（節税対策）
支払調書提出義務の基準を200万円で区切った理由は、金インゴット（地金）取引といえば、1Kgの「キロバー」と呼ばれる金インゴット（地金）を売買（換金）する方法が一般的なので、キロバー1枚売却（換金）すれば200万以上の取引、支払対価が200万円以上になることは確実であり、支払調書を税務署に提出する流れが出来るからです。
500gの金インゴットやプラチナインゴット（地金）価格がグラムあたり5,000円で売却（換金）すれば、250万の支払いとなりますので、500gのインゴットを100gバー5本に交換し、200万円以下になるように売却（換金）すれば、税務署に報告が行く事が無く大きな節税対策となるのです。（本日の田中貴金属情報を参照）
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株式会社G&Pサービス 【事業案内】 金・プラチナ製品の販売・加工 |
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株式会社７ホールディングス 【事業案内】 持株会社の管理 |
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一般社団法人 認知症行方不明者サポート協会 ◇本社所在地：〒160-0022 東京都新宿区新宿5-18-20 ルックハイツ新宿1006 認知症徘徊による行方不明者を探す広告サイトの運営 全国の施設と連携を深め高齢行方不明者の早期発見に貢献する事を目的としています。 |
| ◆H18年8月25日 ◆H23年7月7日 ◆H24年1月1日 ◆H25年2月22日 ◆H26年11月4日 ◆H26年12月28日 | 株式会社クループを設立し、金地金の販売を開始 「G&Pバンク（Gold & Platinamu Bank）」 株式会社 7EXを設立し、金地金の分析・加工事業を開始 G&P Bank小分け加工サービスを開始 株式会社 Team7を設立し、Web企画制作事業を開始 株式会社7ホールディングスを設立し、既存の事業会社を子会社化し持ち株会社へ移行 G&P バンク事業を分社化し、株式会社G&Pサービスを設立 |